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ラッシュは「詞先」?「曲先」? アレックス・ライフソン語る

2024/02/13 21:34掲載
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Rush
Rush
ラッシュ(Rush)は「詞先」「曲先」どっちだったのか? アレックス・ライフソン(Alex Lifeson)が『American Musical Supply』の新しいインタビューの中で話しています。

「詞先」は歌詞が先にあり、そこにメロディーをつける手法。「曲先」はメロディーが先にあってそこに歌詞をつける手法。

「ニール(パート)がすべての歌詞を書いた。初期の頃は、ゲディー(リー)と僕が音楽を書いたものと、彼が書くもののバランスが取れていたと思う。決して特別な手順はなかった。歌詞が先に来ることもあれば、逆のこともあった。後になって、ゲディーと僕は彼の歌詞に合わせて書くことが多くなったと思う。いつも1、2曲は音楽から始めて、それに歌詞を合わせていた。でもそれ以上に歌詞の内容に合わせて作業することで、音楽的にどこに向かっているのかが把握できるようになったんだ。それ以前は、特定の順序はなかったよ」

またライフソンは、歌詞とメロディーの感情的な結びつきを維持し、高めることは、優れたソングライティングの基本原則のひとつであるとも語っています。

「それがソングライティングで最も重要なことだと思う。つまり、歌詞が何であれ、それを支えるムードを作り出そうとするんだ。歌詞が暗くて悲しいものだったら、大きくてハッピーなコードは書かない。確かにラッシュの音楽では、僕たちはそう考えていた。僕たちは、曲作りやパーツの組み立て方については、とても映画的であろうとしていたよ」