映画『ゴーストバスターズ』のテーマソングはいかにして生まれたのか?
レイ・パーカーJr.(Ray Parker Jr.)はポッドキャスト『Vertex Effects』の最近のインタビューの中で、この曲の作曲とレコーディングについて振り返っています。レイは、もう少しでこの仕事を断るところだったという。
レイは、映画の配給会社の重役から依頼されたという。
「彼はあらゆる手を尽くしたみたいだよ。あの曲を書いてくれる人を探すのに1年もかかったそうだ。そして、彼は僕を呼んで“君がやるべきだ”と言ったんだよ。
僕はそこに座って“この人は何を言っているんだ?そんなの知らないよ”と思ったよ。ちなみに僕はゴーストが怖いから、ゴーストで何かするような男じゃないんだ」
レイは自分がこの作品にぴったりだとは思っていませんでしたが、その重役はそれを実現させようと強く決意していました。
「でもね、彼は僕がこの仕事をする男だと思ったみたいで、ミーティングの時に、20人のソングライターがいるけど、曲を書くだけで5万ドル払うよって言ったんだよ。“使っても使わなくても、金は君のものだ。あと3日ここにいて、これをやってほしい”ともね。
まあ、彼は正しかったと思う。あの曲は書くのは僕が適任だった。彼は前もって考えていたし、正しかったんだ」
1984年にチャートのトップに躍り出たこの曲を書いたレイは、周囲の人々にとってヒーローだったという。
「僕にとってこの曲の一番いいところは、僕には4人の息子がいるんだけど、彼らが7歳、8歳、10歳の時、僕は彼らのヒーローだった。それをお金では買うことはできないよ」