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『レコード芸術』がムック本として復活 『レコード芸術2023年総集編』発売

2024/02/09 17:26掲載
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レコード芸術2023年総集編
レコード芸術2023年総集編
2023年7月号をもって休刊となった月刊誌『レコード芸術』が、新たにムック本として復活。2023年のクラシック・ディスクの総集編となるムック『レコード芸術2023年総集編』が音楽之友社から2月28日発売。

以下インフォメーションより

■背景

71年あまり続いてきた月刊誌『レコード芸術』は、昨年2023年7月号をもって多くのファンから惜しまれつつ休刊しました。その直後から、雑誌の存続を求める声が多数寄せられるとともに、「おすすめのディスクを知りたい」、「どんな新譜が出ているのか情報を知りたい」、「ディスクに関して信頼できる記事をじっくり読みたい」といったご要望をいただきました。

そこで今回、編集部員と執筆陣が一念発起。その声に応えるべく、来たる2024年2月28日(水)にムックとして発売するに至りました。

■内容詳細

『レコード芸術』誌面内で好評を博していた毎年恒例の看板企画「レコード・アカデミー賞」は、形を変えて「ONTOMO MOOKレコード・アカデミー賞」となって登場!計60回続いた音楽之友社主催「レコード・アカデミー賞」は、日本のレコード会社から発売された1年間のクラシック・ディスクの中から、選定委員の合議や投票などを経て、大賞、大賞銀賞、大賞銅賞、部門賞などが決定されていました。今回は『レコード芸術』2023年1~7月号の特選盤から、月評の各担当執筆者が1位から3位までを選定し、これまでのような投票・合議による大賞や部門賞ではなく、各執筆者単独によるランキングとして発表いたします。録音部門については、優秀録音からの選定といたしました。

さらに本ムックでは、休刊以降のディスク情報も取り上げます。もしも『レコード芸術』が存続していたら8~12月号の月評に掲載されたであろうディスクの中から、おすすめを紹介。「2023年後半のおすすめディスク」として、幅広いジャンルのリリースに精通する満津岡信育氏と相場ひろ氏が、対談形式で各部門ごとに「イチオシ」を決定し、それぞれの魅力を語ります。

そして長寿雑誌ならではのアーカイヴを掲載。カリスマ音楽評論家であった宇野功芳氏の過去の月評を1960年代から2010年までの中から抜粋し、さらには時代を切り開いたオペラ演出家・三谷礼二氏の記事を紹介します。おふたりのアーカイヴから批評の変遷を振り返り、音楽の本質とはなにかを改めて問い直します。

豪華執筆陣、片山杜秀、舩木篤也、矢澤孝樹、喜多尾道冬各氏による渾身の記事も『レコード芸術』ならでは。ディスクの解釈を深く掘り下げた、読み応えたっぷりのものとなっています。人気連載「トーキョー・シンコペーション」、「古楽夜話」は休刊後に書籍化して好評を博しており、ここでは番外編を掲載します。

また、本誌には別冊付録として「レコード・イヤーブック2023年1~7月号&補遺」が付きます。長年の読者の方々からの強いリクエストにより作成したもので、『レコード芸術』2023年1~7月号の巻末掲載分と、月評に掲載されたであろう8~12月分を分けて収載。前者に関しては例年と同じ形式で、後者については簡略化して一覧表にまとめている注目の付録です。
■『レコード芸術2023年総集編』
音楽之友社 編 ONTOMO MOOK

別冊付録:レコード・イヤーブック2023年1~7月号&補遺

2023年のCD業界を総括!

特別企画:ONTOMO MOOKレコード・アカデミー賞

定価   :1,980円(本体1,800円+税)
判型・頁数:B5・112頁+A5・240頁
発売日  :2024年2月28日(水)
ISBNコード:9784276963757
商品コード:963750