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ウェイン・クレイマーの遺作であるMC5の50年以上ぶりの新スタジオ・アルバムは「必ずリリースされる」 プロデューサーのボブ・エズリン語る 

2024/02/09 13:29掲載
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Wayne Kramer
Wayne Kramer
先日亡くなったMC5ウェイン・クレイマー(Wayne Kramer)は生前、MC5名義では1971年以来となる新しいスタジオ・アルバムを制作していました。このアルバムをウェインと共に制作していたプロデューサーのボブ・エズリン(Bob Ezrin)は、英Classic Rock誌にウェインに賛辞を贈る追悼文を寄稿しました。その中で、新しいスタジオ・アルバムについて話しています。

「このMC5のニュー・アルバムは、ソングライターとして、プレイヤーとして、そしてアレンジャーとしてのウェインの才能を見事に証明していると思う。ギターマンの絶頂期の瞬間を切り取ったものだ。僕たちは、このプロジェクトに貢献してくれた素晴らしいミュージシャンたち、特にウェインの作曲パートナーでありリード・シンガーであるブラッド・ブルックスとともに、このプロジェクトに心血を注いだ。また、ドン・ウォズ、エイブラハム・ラボリエル Jr .、デニス・トンプソン、トム・モレロ、スラッシュ、アリス・イン・チェインズのウィリアム・デュヴァール、ヴィッキー・ランドル、ヴァーノン・リード、ジョー・ベリー、その他多くのミュージシャンが、このプロジェクトに情熱と感性を注いでくれた。このアルバムを作る上での僕たちのモットーは“We Are All MC5”だった。

今、ウェインが亡くなったことで、僕たち全員が彼の作品が確実に聴かれ、彼が称えられるようにする責任を感じています。

今のところ、アルバムのリリース・スケジュールはわからない。でも、必ずリリースされる。それは確かだ」