グレイトフル・デッド　米アルバムチャートBillboard 200のトップ40にランクインした作品数で最多記録を更新　プレスリー＆シナトラ超え

グレイトフル・デッド（Grateful Dead）は、68年近い歴史を持つ米ビルボード誌のアルバム・チャート“Billboard 200”で新記録を樹立。同チャートのトップ40にランクインした作品数が59作となり、58作のエルヴィス・プレスリーとフランク・シナトラを上回り、最多記録を更新しています。

デッドの最新アーカイヴ・ライヴ盤『Dave’s Picks, Volume 49: Frost Amphitheatre, Stanford U., Palo Alto, CA (4/27/85 & 4/28/85)』は2月10日付チャートで初登場25位にランクイン。デッドにとって59作目のトップ40入りを果たしています。

米ビルボード誌によると、1956年3月より毎週定期的に発表されるようになって以来、“Billboard 200”でトップ40にランクインしたアルバムが最も多いアーティストTOP6は以下のとおり。

59, グレイトフル・デッド
58, エルヴィス・プレスリー
58、フランク・シナトラ
54, バーブラ・ストライサンド
51, ボブ・ディラン
48, ザ・ローリング・ストーンズ

デッドのアーカイヴ・ライヴ盤シリーズ『Dave’s Picks』はバンドのアーキヴィストであるデイヴィッド・レミューにちなんで名付けられたものです。このシリーズは2012年に開始され、“Billboard 200”のトップ40にランクインした59枚のうち41枚が『Dave’s Picks』シリーズです。『Dave’s Picks, Volume 49』は米国で2万1,000枚を売り上げましたが、これらはすべてデッドのウェブサイトを通じて販売されたCDの売り上げです。

デッドは、2013年から2023年まで毎年、“Billboard 200”のトップ40に3枚以上ランクインしているという。