ボブ・マーリー(Bob Marley)の息子
ジギー・マーリー(Ziggy Marley)によると、父親のボブは「いつも映画を作りたがっていた」そうで、特に「西部劇を作りたかった」という。米PEOPLE誌の新しいインタビューの中で話しています。
ジギーは、ボブの伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』について、父親が観たら、きっと楽しんだだろうと考えているという。
「父は笑うだろうね」「父はいつも映画を作りたがっていた。クリエイティブな人だった。西部劇作りたいと思っていたんだ。彼には人々が知らない面がたくさんある。映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』は、そのような一面を見ることができるよ」
『ボブ・マーリー:ONE LOVE』の監督は、テニス界のスーパースター姉妹ビーナス&セリーナ・ウィリアムズの父でありコーチであるリチャード・ウィリアムズの生涯を描いた映画『ドリームプラン』のレイナルド・マーカス・グリーン。グリーンは『ドリームプラン』の脚本を手がけたザック・ベイリンと本作を共同執筆しています。
ボブ・マーリー役は、『あの夜、マイアミで』のキングスレー・ベン・アディール。この映画のためにギターを習ったという。共演は、マーリーの妻リタ役のラシャーナ・リンチ(『キャプテン・マーベル』)、ローリング・ストーンズのミック・ジャガー役のジェームズ・ノートン、さらにトーシン・コール、アンソニー・ウェルシュ、マイケル・ガンドルフィーニ、ウミ・マイヤーズ、ナディーン・マーシャルなどが出演しています。
妻のリタ・マーリー、息子のジギー、娘のセデラがこのプロジェクトのプロデューサーを務めています。
ジギーは同じインタビューの中で、キングスレーの演技が「人々が普段目にすることのないボブの強い感情的な面」を引き出しており、その感情的なつながりがこの映画の肝だと感じているとも語っています。
「キングズレーは本当によくやったよ。僕たちが“ああ、パパらしいな”と思う瞬間があるんだ...。僕は人々に感動を持ち帰ってもらいたい。でも、もっと大きなアイデアは人々がひとつになり、平和と愛の中で共に生きることなんだ。この映画のメッセージは団結。それがこの映画の象徴なんだよ」
ジギーは、母親のリタ、姉妹兄弟を含む家族と一緒に、この映画の製作をスタジオに打診し、製作のあらゆる面に「深く関わった」という。
「この作品は僕たちから生まれたものだ。この映画が本当に真実で本物であるためには、正しい方法で作られることを確認するために、僕たちもその一員でなければならない。この映画のメッセージとタイトルは、今世界に発信すべき、とてもパワフルなアイデアだと思う。今がそのタイミングだと思うんだ」