Carole King, Hank Cicalo, Lou Adler
キャロル・キング『Tapestry』、ジョージ・ハリスン『Thirty-Three & 1/3』、モンキーズ『The Monkees』、バーブラ・ストライサンド『ButterFly』をはじめ、50年以上のキャリアで多くのアルバムを手がけたレコーディング・エンジニアのハンク・チカロ(HENRY “HANK” CICALO)が死去。ハンクの妻が明らかにしているのをキングがSNSで共有しています。91歳でした。
ハンク・チカロはブルックリン生まれ。高校を卒業後、米国海兵隊に4年間勤務し、朝鮮戦争で戦い、二等軍曹まで昇進した。その後、ニューヨークのオーディオ・ビジュアル・テクニカル・スクールに通う。卒業後まもなくカリフォルニアに移り、レコーディング・エンジニアとしての輝かしいキャリアをスタートさせた。彼は、50年代から80年代まで、当時の偉大なアーティストの多くと仕事をした。一例としてフランク・シナトラ、ディーン・マーティン、ペギー・リー、ルー・ロウルズ、デューク・エリントン、モンキーズ、ジョージ・ハリスン、トム・スコット、マイケル・ファインスタイン、バーブラ・ストライサンドなど。
中でも最も高く評価された作品のひとつが、プロデューサーのルー・アドラーと組んだキングのアルバム『Tapestry』。その後も『Music』など、キングのいくつかのアルバムを手がけた。