Aerosmith and Run-D.M.C., photo via Twitter/@RecordingAcad
エアロスミス(Aerosmith) ×
Run-D.M.C.による歴史的なコラボレーション「Walk This Way」。Run-D.M.C.は最初にこのアイデアを提示されたとき、「俺たちのキャリアが台無しになる」と思ったという。米People誌の新しいインタビューの中で振り返っています。
ダリル "D.M.C." マクダニエルズ(Darryl “D.M.C.” McDaniels)はこう話しています。
「誰も自分たちのレーンから手を出そうとしていなかった時代だったんだ。だから、最初に“Walk This Way”をやったとき、ヒップホップ界はみんなこれを嫌うだろうという認識だった。人は新しいことをするのを怖がるものだからね。
みんな、居心地が悪くなるのを恐れている。そのポジションが心地よいから、既成概念にとらわれずに仕事をしたり、考えたりするのが怖いんだ」
リック・ルービンからエアロスミスの「Walk This Way」を再現するアイデアを提示されたとき、彼らは「やりたくなかった」という。彼らはルービンに「それはヒップホップじゃない」と言いました。
「俺たちのキャリアが台無しになると思ったんだ。俺たちは“こんなの誰も好きじゃないだろう。ヒップホップが好きな人はみんな怒るだろうな”と思っていた。(ヒップホップ界の大御所DJ)レッドアラートからグランドマスター・フラッシュまで、みんなが“最高にクールだ”と言ってくれるとは思わなかったよ。黒人の人たちが気に入ってくれるとは思ってもみなかったんだ」
この曲は、ヒップホップとロックのファンを結びつけ、両グループの新しいオーディエンスを開拓することになりました。
「俺は若い子たちにこう言っている。“常に違うことに挑戦する姿勢を持て。それは君の人生を変えるだけでなく、世界を変えるかもしれないのだから”。“Walk This Way”はまさにそれを成し遂げたんだ。
自分たちを破滅させると思っていたことが、結果的には自分たちを向上させることになったんだよ」