Guns N' Roses - Sweet Child O' Mine
ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)「Sweet Child o' Mine」の象徴的な冒頭のアルペジオ・ギター・リフ。この曲が好きではなかったという
スラッシュ(Slash)は以前のインタビューで、基本的に適当に弾いたものであると述べていましたが、バンドメイトの
ダフ・マッケイガン(Duff McKagan)はさらに踏み込んで、このイントロのギターは、この曲をボツにして捨てるためのものだったと明かしています。
ポッドキャスト『Songcraft』に出演したマッケイガンは、この曲がどのようにして作られたかを振り返っています。
「イジー(ストラドリン)が3つのコードを考えたんだよ。それをアクセル(ローズ)が気に入ったので、よし、じゃあ、これをどうにかしてしてみよう、となったんだ」
バンドは徐々に「Sweet Child o' Mine」を組み立て始めましたが、スラッシュは明らかにこの曲に興味がありませんでした。
「“Sweet Child o' Mine”のイントロはね、スラッシュはD、C、G(の3のコード進行)がどうしても気に入らなかったんだ」
とマッケイガンは振り返り、スラッシュは彼にこう言ったと付け加えています。
「どうにかしてこの曲を捨てなければ」
そしてスラッシュは、この曲の有名なイントロを思いつきました。マッケイガンは「彼はこのひねくれた、無調のものを書いたんだ」と述べ、曲を脱線させようとしたのではないかと示唆しています。
「言うまでもないけど、この曲を消そうとした部分は、完全にうまくいった。素晴らしいイントロで、突然このバラードができたんだ」
マッケイガンは「Sweet Child o' Mine」が偶然にも完成したのは、ガンズ・アンド・ローゼズのその段階を反映していると示唆しています。
「あの時点で、バンドのすべてがうまくいっていたことを物語っているよ」