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グリーン・デイ、地元の伝説的なパンク・クラブを再訪 彼らのルーツを語る

2024/01/31 21:02掲載
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CBS Mornings - Green Day takes nostalgic journey back to the band's origins
CBS Mornings - Green Day takes nostalgic journey back to the band's origins
グリーン・デイ(Green Day)は、ビリー・ジョー・アームストロング(Billie Joe Armstrong)がカリフォルニアのパンク・コミュニティーの“憧れの地”だったと懐かしむ、彼らの地元バークレーの伝説的なパンク・クラブを再訪。ノスタルジックな旅で彼らのルーツに話しています。映像あり。

グリーン・デイは米CBSのテレビ番組『CBS Mornings』の収録のために、バークレーにあるクラブ「924 Gilman Street」を再訪。「924 Gilman Street」は非営利で、全年齢を対象したインディペンデントなクラブ。

ビリー・ジョー・アームストロング、マイク・ダーント、トレ・クールの3人はグリーン・デイを結成するずっと前からこのクラブの常連でした。ビリーやマイクがグリーン・デイ以前に組んだスウィート・チルドレンは1988年11月にこのクラブで初めて演奏し、同じ年にこのクラブでデモ・カセットを録音しました。クラブには今も、当時の彼らがバンド名をスプレーでペイントしたのが残っています。

マイクは「ドアに一歩足を踏み入れただけで、最高だ!と思ったよ」と回想し、グリーン・デイが初めてこのクラブで演奏したときは「俺らにとってはニューヨークのシェイ・スタジアムで演奏しているようだった。それほど興奮していたんだよ」とも話しています。

ビリーは「俺らは月に1回ここで演奏して、それ以外の週末も、ずっとここにいた。俺はバンドよりも、ファンとしてあのステージに立つことの方が多かった。ここにいた子供たちは、まだ子供だったから、コミュニティ、家族、価値観、そして仕事について学んだんだ」と振り返っています。

「924 Gilman Street」はインディペンデント・スピリットに忠実であり続けたため、グリーン・デイはメジャー・レーベルと契約した後、このクラブで演奏することを許されなくなりました。グリーン・デイのアルバム『Insomniac』に収録されている「86」は、メジャー・デビュー作『Dookie』がリリースされた後、クラブから追放されたことを歌っています。グリーン・デイは1993年9月6日にお別れ公演を行いました。彼らが再びこのクラブで演奏するのは、それから21年後のことでした。