ジョー・ボナマッサ(Joe Bonamassa) によると、ブルース界の伝説的人物、
B.B.キング(B.B. King) がブルースというジャンルに託した最後の願いは100年後もこのジャンルが繁栄していることだという。ディーン・デルレイとの最新のインタビューの中でこう話しています。
「B.B.キングはいつも誰にでもこう言っていた。それは僕だけではない。デレク・トラックス、ケニー・ウェイン・シェパード、ジョニー・ラング......彼が指導したすべての人たちに彼はこう話していた。“いいか、俺が死んでこの世を去った後の目標は、100年後にこの音楽が繁栄しているのを見ることなんだ”。彼はその知恵を多くの人々に伝えたんだよ」
ボナマッサは同じインタビューの中で、「ブルースは60年代から忘れ去られてきた」と言いながらも、10年ごとにフレッシュな顔ぶれが現れ、全体を再びエキサイティングなものにしているとも指摘しています。
「(ブルースは)いつもずっと見放されてきたけど、誰かが現れてはヒットを飛ばしている。俺の時は2009年だった。その数年後にはゲイリー・クラーク・Jrが、そしてマーカス・キングがやってきた。10年ごとに誰かがやってきて、ケツを蹴ってくれる。80年代はロバート・クレイ、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、アルバート・コリンズ...。90年代前半はゲイリー・ムーアで、彼はロックガイから『Still Got the Blues』になった」
「今、90年代の連中はみんな40代半ばから後半だけど、まだ20代のマーカス・キングを助けている。(他に)セルウィン・バーチウッドやジョアン・ショー・テイラーなど、10年以上も若い人たちがB.B.キングの足跡をたどっている。オーディエンスは増え続け、変化し続けている。ザ・ブラック・キーズのようなバンドも現れた。彼らは基本的にノース・ミシシッピ・ヒルのカントリー・ブルースを演奏しているけど、そもそもブルースだと知らなかった子供たちの前で演奏しているんだよ!
ブルースには常に偉大で重要な何かがある。音楽が加工されすぎると、必ず反動があるんだ」
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