デイヴィッド・リー・ロス(David Lee Roth)は最近、自身のYouTubeチャンネルに
ヴァン・ヘイレン(Van Halen)の歴史を振り返る奇妙な独白動画を投稿しています。一番新しいのは「This Crazy Kid...」と題された、
エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)の息子で、2006年からヴァン・ヘイレンでベースを弾いた
ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン(Wolfgang Van Halen)についてです。
このビデオは、デイヴとジーザス・クライストとの会話から始まります。“未熟なジーザス”はウルフギャングのことのようで、ヴァン・ヘイレンでベースを弾くことになったことについて、未熟なジーザスは
「兄弟、みんなに知ってほしいんだ......僕がこの仕事を得たのは才能のおかげなんだ。たとえ親父が神様じゃなくても、僕はこの仕事に就いただろう」
と話し、デイヴは、縁故主義(物事の正しさよりも、地縁・血縁などの縁がある縁故者のほうを優先すること)の恩恵を受けたことを暗喩しています。
その後も独白は続き、デイヴはウルフギャングがデイヴから十分な注目を浴びていないとに不満を持っていたことや、ウルフギャングがバンドの会計士をデイヴのランダムな女性客と勘違いし、ライヴから数回追い出させたと思われることについて話しています。