Frank Farian - Florian Seefried/Getty Images
ディスコ・バンド、
ボニーM(Boney M)の創始者であるドイツのプロデューサー/シンガー/ソングライター、
フランク・ファリアン(Frank Farian)が死去。所属事務所の発表によると、マイアミの自宅で静かに息を引き取っています。82歳でした。
ドイツ西部のキルンに生まれたフランク・ファリアンことフランツ・ロイター(Franz Reuther)は、シェフとしての修業を積むかたわら、最初はシンガーとして、その後はプロデューサーとして、音楽のキャリアを追求した。
1976年頃、彼はディスコ・バンド、ボニーMのアイデアを思いつき、彼が指揮を執った。ボニーMは「Daddy Cool」(1976年)、「Rasputin」(1978年)、「Rivers of Babylon」(1978年)などのヒットシングルを連発。ファリアンは男声パートのヴォーカルを担当した。
ファリアンはその後、ポップ・デュオ、
ミリ・ヴァニリ(Milli Vanilli)のプロデュースを手がけた。このデュオはグラミー賞を受賞したが、後に別人が歌っていたことが発覚し賞を剥奪された。
ファリアンはミート・ローフやスティーヴィー・ワンダーらとも仕事をし、世界中で推定8億枚のレコードを売り上げたと言われている。
ファリアンは2022年に心臓弁移植を受けた。