エディ・ヴァン・ヘイレンがグリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングに会って泣いた日　ビリー逸話を語る

12歳の時、エディ・ヴァン・ヘイレン（Eddie Van Halen）のギター演奏のあまりの素晴らしさに泣いたという、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング（Billie Joe Armstrong）。それから数年後、それが逆転し、エディがビリーに会って泣いたことがあったという。ラジオ番組『The Howard Stern Show』の最近のインタビューの中で、ビリーがエディとの思い出を話しています。

ヴァン・ヘイレンとの親交について尋ねられると、ビリーは、1984年のライヴでエディの魔法を目の当たりにしたとき、自分自身が涙を流したことを振り返っています。

「大好きなバンドだった。俺は泣いたよ。エディのギタープレイは、まるで別の場所から来たようだった。彼はギターの弾き方を再発明したんだ」

ビリーの心を打ったのはエディのギター演奏だけではありませんでした。当時からミュージシャン志望の彼は、エディの音楽的センスとソングライティングの才能にも同じように心を動かされたという、

「ヴァン・ヘイレンから得た最大のものはそれだと思う。曲は本当に素晴らしかった」

それから年月は流れ、ビリーは友人たちとヴァン・ヘイレンのカンザス・シティ公演を見に行きました。ちょうどヴァン・ヘイレンがデヴィッド・リー・ロスと再会した頃で、ビリーはバックステージでバンドと個人的に会う機会を与えられました。

「感動的な出来事だったんだ。

まず最初にウルフィー（息子のウルフギャング・ヴァン・ヘイレン）に会ったんだけど、彼はすごくかっこよかった。そしたら“エディに会いたい？”と言われたんだ。“マジで”と思ったよ。

エディはそこでギターを抱えていて、俺に話しかけながら同時に早弾きしている感じだった。誰も知らないかもしれないけど、彼の手の大きさは巨大なんだよ。

俺は（驚いて）彼の手を握って“この手は...”と思ったんだ。彼は“ああ、関節炎なんだよ”と言っていた。

その後、本当に信じられないことが起こったんだ。彼は俺を見て、俺の首の後ろに手を回して“僕のことをわかってくれるのは君だけだ”と言って、涙を流したんだ。

何を言っていいかわからなかった。“あなたがミュージシャンとして、ソングライターとして、俺にどれだけの意味を与えてくれたか、あなたには想像もつかないでしょうね”みたいなことを言った。彼は“みんなは僕のプレイのせいで宇宙人だと思っているんだよ”と言ったので、俺は“曲がすべてだよね”と言うと、彼は“その通りだ。その通りだ”と言っていたんだ」