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マドンナ・ファン コンサート開始時間の遅延をめぐり提訴 「真夜中に足止めされた」「翌日仕事に行くために早起きしなければならなかった」

2024/01/19 10:44掲載
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Madonna - photo by Kevin Mazur/Getty
Madonna - photo by Kevin Mazur/Getty
マドンナ(Madonna)が何度もコンサートの開始予定時間から2時間以上遅れてステージに立ったことにファンが立腹。コンサートが真夜中過ぎに終了したことで真夜中に足止めを食らい、さらに「翌日、仕事に行くために早起きしなければならなかった」というファンがマドンナらを訴えています。

訴えたのは、チケットを購入したニューヨーク在住のマイケル・フェローズとジョナサン・ハッデンの2人。問題のコンサートは12月にブルックリンのバークレイズ・センターで計3公演行われました。この公演のフライヤーとプロモーションには、午後8時30分開演と書かれていましたが、実際に公演が始まったのは午後10時30分過ぎでした。

2人は、マドンナがチケット購入者との契約に違反し、予定されていた午後8時30分より2時間以上遅れてステージに立ったのはニューヨーク州法に違反していると、ブルックリン連邦裁判所に訴状を提出しています。この訴訟では、マドンナのほか、ライブ・ネイションとバークレイズ・センターを被告としています

原告側は訴状の中で、12月13日の公演のチケット代金を「コンサートが午後10時30分以降に始まると知っていたら支払わなかっただろう」と述べ、「チケットに印刷され、広告された開始時間よりもはるかに遅くコンサートが始まることをチケット購入者に通知しなかった」と主張。

その結果、コンサート参加者は午前1時過ぎに会場を出ることになり、「限られた公共交通機関、限られたライドシェアの高騰に直面した」ことにより、真夜中に足止めされたと主張。さらにチケット購入者は、それが平日の夜のコンサートであったため、「翌日に家族の責任を果たすために早起きしなければならなかった」ため、さらなる被害を被ったとも主張しています。

訴状ではまた、マドンナが12月14日と12月16日に同会場で行った公演の開始時間も遅れたことも挙げ、「マドンナはコンサートに遅れて到着し、時には数時間遅れて開始した長い歴史がある」とも原告側の弁護士は書いています。

訴状では「被告らの行為は、契約違反であるばかりでなく、虚偽の広告、過失による不当表示、不公正で欺瞞的な取引慣行である」とも訴えています。