Sublime with Jakob Nowell
サブライム(Sublime)が復活。存続メンバー2人が故ブラッドリー・ジェイムス・ノウェルの息子ヤコブ(ジェイコブ/Jakob Nowell)をヴォーカル&ギターに迎えてサブライムとして4月に開催される<コーチェラ・フェスティバル>でパフォーマンスを行うことが正式に発表されています。
サブライムはヴォーカル&ギターのブラッドリー・ジェイムス・ノウェル、ベースのエリック・ウィルソン、ドラムのバド・ゴウで結成。1996年にノウェルがヘロインの過剰摂取で亡くなり、その後、バンドは解散。2009年、ウィルソンとゴウは新しいシンガー、ローム・ラミレスを迎えてサブライム・ウィズ・ロームを結成。ゴウは2011年に脱退しました。
ウィルソンとゴウは2023年12月11日、バッド・ブレインズのシンガーH.R.を支援するベネフィット・ライヴに、ノウェルの息子ヤコブと共に出演し、サブライムの楽曲8曲を披露しました。
その後、サブライム・ウィズ・ローマからローム・ラミレスが2024年末をもって脱退することが発表され、事実上バンドは終了することになりました。これを受け、サブライムが息子を迎えて新たに復活かと話題となっていましたが、それが実現します。
新たな声明の中で、息子ヤコブは再結成について、こうコメントしています。
「このことは僕にとって、とても多くの層を持っている。精神的なレベルでは、父は28歳で亡くなり、僕は今28歳だ。家族の名前とレガシーをサブライムとして受け継ぐことができて光栄だ。僕は18歳のときから自分のプロジェクトでミュージシャンとして活動してきた。エリックやバドのような伝説的なミュージシャンと一緒にサブライムの曲を演奏できるのは本当に光栄なことだよ。個人的には、叔父のバドとエリックはこれらの曲を演奏することを運命づけられていると思うし、ファンはそれを聴きたいと思っている。この役割に足を踏み入れ、この新しい章を始めることに、興奮と緊張、感謝、そして謙虚さを同時に感じているよ。僕のクレイジーな大家族がやっとひとつになったような気分で、これ以上幸せなことはない」
ウィルソンとガウは、ヤコブと同じように喜んでいるようです。
ガウ:
「いつかまたエリックと一緒に音楽をやるだろうと思っていた。でも、エリックとヤコブと一緒に音楽ををやるなんて、ブラッドの父親のガレージでやっていた初期の頃を彷彿とさせるような、シュールな感じだ。ヤコブの素の才能と、エリックと俺が提供する強固なリズム基盤があれば、この列車は栄光へと向かうだろう!」
ウィルソン:
「10年以上バド・ゴウと一緒にプレイする機会がなかったので、これは素晴らしいことだ。ブラッドの息子が俺たちの音楽を演奏することは、俺の古い友人ブラッドと演奏することに最も近いことだよ」
新生サブライムはコーチェラに加え、2024年にその他の音楽フェスティバルにも出演する予定だという。現時点ではそれ以上の詳細は不明です。