スティーヴ・ヴァイ(Steve Vai)は、
エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)のギター・パートをライヴで弾く秘訣は「エドワードのように弾こうとしてはいけない。だって、できないんだから」と語っています。
スティーヴは80年代にデイヴィッド・リー・ロスのソロ・バンドでギタリストとして活躍していた頃を振り返りながら、エディのギター・パートをステージ上で演奏する秘訣について、米Guitar World誌の新しいインタビューの中でこう語っています。
「エドワードのように弾こうとしてはいけない。だって、できないんだから。
ロスと一緒にそれらの曲を演奏する機会があったとき、僕はとても興奮したよ。ギターの小さなオーケストレーションのようなもので、とても美しく、うまく構成されている。
僕がそれらにアプローチしたとき、リフは完全な状態で保ちたかった。素晴らしいし、リスペクトする必要があるからね。
僕はエドワードのようなサウンドを出そうとは本能的に思わなかった。できなかったし、したくなかったしね。
ベストなのは、そのパートを尊重し、自分がどう感じたかを演奏することだった。素晴らしいギター・パートだし、ベストを尽くしたよ。
そうしている間にも、観客、つまりエドワードのファンに対して安心感と心地よさを感じていた。彼らはエドワードを期待していなかったし、僕にとても親切にしてくれたんだ」