ポール・ウェラー(Paul Weller)にとってミュージシャンは「ツアーに出ることと、新曲を作ること」は当たり前だと考えており、なぜ若いミュージシャンの多くがアルバムを何年も出さずに過ごすことができるのか「理解できない」と語っています。
ウェラーは英デイリー・スター紙のコラムにこう語っています
「ツアーに出ること、新曲を作ることというのは、仕事の一部じゃないのか? 古い考え方かもしれないが、でも、本当にそうなんだ。今でもそれは当てはまると思う。一貫性を保ち、出し続けることが大事なんだ。若いアーティストの多くが、アルバムを作ったら5年も7年も次のアルバムを作らないのとは対照的だ。僕にはそれが理解できない。その間に何をしているんだ? 同じアルバムで5年も7年もツアーしているわけにはいかないだろう?
エイミー・ワインハウスは素晴らしいアーティストだったが、たった2枚のアルバムしかこの世に残していない。できる限り多くの作品を世に送り出すことが重要なんだ。もちろん、単にそのためだけでなく、当然ながらゴミ(のような作品)でもないものをね」
ウェラーはまた、自分の音楽が評価されることを楽しんでいますが、名声には興味がないという。
「それはあまりにも嘘くさい。僕の音楽によって、みんなが僕を好きになってくれるなら、それは素晴らしいことだけど、僕にとってはそれだけなんだ。それ以上のことは、まったく気にしていない」