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グレイトフル・デッドのプロデューサー/エンジニア、ジョン・カトラー死去

2023/12/29 11:00掲載
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Grateful Dead / In the Dark, Grateful Dead / Built To Last
Grateful Dead / In the Dark, Grateful Dead / Built To Last
グレイトフル・デッド(Grateful Dead)のプロデューサー/エンジニア、ジョン・カトラー(John Cutler)が死去。兄弟のビル・カトラーが発表。73歳でした。

ジョン・カトラーは、グレイトフル・デッドの1987年アルバム『In The Dark』と1989年アルバム『Built To Last』をジェリー・ガルシア(Jerry Garcia)と共同プロデュースするなど、数々の功績を残しています。

以下、ビル・カトラーの声明より

「兄弟のジョンが長い闘病生活の末、クリスマス・イブに亡くなりました。彼が多くの人に愛されていたことは知っていますし、近日中に彼の人生についてのエピソードを紹介するつもりですが、今、私たち家族はこのことを処理し、悲しむ時間が必要です」

ジョン・カトラーは70年代初頭、グレイトフル・デッドのためにアンプの修理などの雑用を始めた。デッドが1978年9月にギザのピラミッドのそばでコンサートを行うためにエジプトを訪れた際にも働いた。その後、彼はデッドのスタッフとしてフルタイムで働くことになった。彼の仕事の中には、地元のラジオ局やテレビ放送で使用されるミックスを作ることもあった。

その後、ジェリー・ガルシアは、カトラーをジェリー・ガルシア・バンドの公演のFOHエンジニアとして起用した。さらにカトラーは1993年にはデッドのFOHエンジニアとなった。ガルシアの死後、カトラーはデッドとガルシアのライヴ盤とスタジオ盤のプロデュースとエンジニアを務めた。

カトラーはデッド以外では、ガヴァメント・ミュールやウォーレン・ジヴォン、Rob Wasserman、Sanjay Mishra、New Grass Revivalなどのプロデュースやエンジニアとして関わった。