米国　12月中旬のレコード・アルバムの週間販売枚数が3年連続で200万枚超え

米国では、12月21日までの1週間にレコード・アルバムが205万5,000枚販売されました。2023年に最もレコード・アルバムが販売された週であり、米国のエンターテイメントデータを収集・解析するLuminate（旧：Nielsen Music）が1991年に音楽販売の追跡調査を開始して以来、レコード・セールスが3番目に多い週でした。

レコード・アルバムの週間販売枚数が200万枚を超えたのは、1991年以降では3回目。いずれも2021年以降の12月中旬で、最も多い週は2022年12月22日に終わる週で223.2万枚で、2番目に多い週は2021年12月23日に終わる週で211.5万枚です。

2023年12月21日に終わる週のレコード売上は、ホリデー・ショッピングや各小売店のセール価格やプロモーションのおかげで増加しました。この週に最も売れたレコード・アルバムは、テイラー・スウィフトの『1989 (Taylor’s Version)』で57,000枚。スウィフトは、この週に売れたレコード・アルバムのトップ4を占め、トップ7のうち6枚を占めています。この1週間で、スウィフトの全アルバム売上を合計すると19万4,000枚となり、これはその週に全米で売れた全アーティストの9.5％にあたるという。