ステージ4の癌を患う米ユタ州の男性。彼のバケットリスト(生きているうちに自分がやりたいことリスト)には大ファンである
ドリー・パートン(Dolly Parton) と会うことも含まれていました。パートンはそれを知り、サプライズで電話をかけ、男性の夢を叶えています。パートンは会話だけでなく、ヒット曲「I Will Always Love You」の歌詞をこの男性のために変えて歌っています。映像あり。
男性の名前はルグランド・ゴールド。コンピューター・プログラマーで5児の父親でもあります。ゴールドは2021年にステージ4の大腸がんと診断されました。
ゴールドの妻アリスは昨年、 「LG's List of Living」 と呼ばれるバケットリストのアイデアを思いつきました。
パートンはクリスマス直前の12月22日、ゴールドにサプライズの電話をかけ、バケットリストを完成させる手助けをしました。
ゴールドは、地元NBC系列局KSLに「彼女は歌ってくれて、僕の名前を曲に入れてくれた。今、僕は不死身になったような気がする。本当にクールだった。いい気分になったよ」と語っています。
アリスは米PEOPLE誌に取材に応じて、この電話は家族にとってかけがえのないものだったと語っています。
「(リストの)11項目のうち、ドリーのことは不可能だと思っていましたが、ドリーのおかげで、夢は本当に叶うということを改めて世界に教えてくれました」
YouTubeにシェアされた映像では、パートンはゴールドに「LG」と挨呼び、自分を「ドリーP」と呼んでいます。パートンはこう話しています。
「こんなにも献身的に応援してくれるファンがいて、私の旅をずっと見てきてくれたことを知り、私はただただ嬉しい。この人生で一緒に旅をすることができて幸せ。私はいつも、自分の音楽や自分のやっていること、自分の言っていることで人々を幸せにしたいと思っている。私が何らかの形であなたの人生に触れたことを知って、私はただ幸せです。私に敬意を表してくれてありがとう」
一方、ゴールドとアリスは、がん闘病中、彼女が「大きな助け」になってくれたことをパートンに伝えています。
電話の最後、パートンはゴールドに「いつも愛している」と告げ、「あれを歌うべきだったわね」と口にした後、彼女は自分の有名な歌詞を「I will always love LG」と置き換えて「I Will Always Love You」を歌っています。
ゴールドの家族のために寄付金を募るGoFundMeのページによると、2021年にがんと診断された後、ゴールドの病気はリンパ節と肝臓に転移し、9月には肝不全のため余命半年未満と宣告されたという。
家族はまだ彼のバケットリストを完成させるために動き続けています。アリスがPEOPLEに語ったところによると、夫妻は1月13日に結婚式風のイベントを計画しており、4人の娘たちがパパとダンスを踊る機会を作る予定だという。
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