HOME > ニュース >

デズモンド・チャイルド「ロック・アンセムの正しい書き方はキッスのポール・スタンレーから学んだ」 最も重要なことを挙げる

2023/12/26 21:30掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Desmond Child and Paul Stanley
Desmond Child and Paul Stanley
ボン・ジョヴィやエアロスミスなどの大ヒット曲のソングライターとして知られるデズモンド・チャイルド(Desmond Child)は、ロック・アンセムの正しい書き方は、キッス(KISS)ポール・スタンレー(Paul Stanley)から学んだという。ポッドキャスト『Shout It Out Loudcast』の最近のインタビューの中で、スタンレーから学んだ最も重要なことを挙げています。

「僕はいつも、ポール・スタンレーが“キッス流”のスタジアム・アンセムの書き方を教えてくれたと言っているんだけど、それにはルールがあるんだ。主人公--リード・シンガー--の物語は、彼が決して被害者であってはならない。彼は常に勝者でなければならない。音楽は常にそれを高揚させなければならない。だから、サビになると、立ち上がって拳を突き上げたくなるだろ? ジョン・ボン・ジョヴィやリッチー・サンボラと共作したときも......もちろん、その後にスティーヴン・タイラーやジョー・ペリー、アリス・クーパーやジョーン・ジェットと共作したときも、ポール・スタンレーが教えてくれたノウハウをすべて持ち込んだんだよ」

チャイルドは同じインタビューの中で、ボン・ジョヴィに引き合わせるのに大きな役割を果たしたのがスタンレーだったことも話しています。

「(スタンレーは)ジョン・ボン・ジョヴィに気前よく僕の番号を教えてくれた。ボン・ジョヴィはヨーロッパ・ツアーでキッスのオープニング・アクトを務めたアーティストの一人で、彼らは親しくなったんだ。ポールは“このバンドにはヒット曲が必要だ”と思っていたので、彼は“君たち、デズモンド・チャイルドと一緒に曲を書いてみないか”と言っていた。彼らが僕と一緒に書いてくたのは、僕が売れる曲を書いてバンドに資金をもたらすことで、ツアーやその他もろもろの資金を確保できると考えたからでもあるんだ」