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ニュージーランドには、お金の代わりにエレキギターの腕前で支払いができるビールの自動販売機がある

2023/12/21 10:22掲載(Last Update:2023/12/21 11:06)
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Panhead Custom Ales Brewery’s Slay To Pay vending machine
Panhead Custom Ales Brewery’s Slay To Pay vending machine
ニュージーランドには、お金の代わりにエレキギターの腕前で支払いができるビールの自動販売機がある。自動販売機に搭載されたAIが認めた優秀なギタリストには、おいしいビールを無料で提供します。

この自動販売機は、ニュージーランドのビール会社Panhead Custom Alesが開発したもので、ニュージーランドの首都ウエリントンにあるバーに設置されています。

この「Slay To Pay自動販売機」には、カスタマイズされたエピフォン・エクスプローラー・ギターが搭載されており、AIアルゴリズムを使ってプレイヤーの能力を評価します。見事合格すると、冷たい缶ビールがもらえます。

Panhead Custom Alesのブランド責任者であるレベッカ・シンクレアは米Guitar World誌の取材に応じ、こう説明しています。

「これは基本的に、大人のためのパワーアップした(音楽ゲームの)ギターヒーローです。私たちが知る限り、このような、かなりクールな新技術を搭載した初めてのマシンであり、挑戦しようとする人には最高の報酬を与えています。これまで誰もやったことがないものなのです」「このマシンは、冷たいビールと大音量の音楽という、私たちの大好きなものの完璧な組み合わせです」

このマシンの嗜好は、ギター音楽の中でも激しいロックに向いているようで、挑戦者はパンク、メタル、グランジのジャンルから選択します。成功すると、報酬を渡す前に「You came, you played, you slayed!(カッコいいね!)」と表示されます。

「Slay To Pay自動販売機」は2023年末に一旦サービスが終了しますが、2024年に復活する予定だという。

映像あり