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マイケル・シェンカー「フライングVであることはそんなに大事なことではない。どんなギターもギターだ」

2023/12/17 20:51掲載
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Michael Schenker
Michael Schenker
マイケル・シェンカー(Michael Schenker)の代名詞と言えるギブソン・フライングVですが、シェンカー本人は「フライングVであることは、そんなに大事なことではない」と強調し、どのような形やタイプでもギターはギターであり、どのギターを弾くかは重要なことではないと、The Flying V Documentaryの新しいインタビューの中で語っています。ある種のギターのフェティシズム(偏愛)は、それを操るプレイヤーの存在によってのみ起こるのだとも彼は話しています。

「フライングVであることは、そんなに大事なことではない。テニス・ラケットのようなものだ。テニス・ラケットはどれもテニス・ラケットだ。ある人はあるテニス・ラケットでプレーし、別の人は別のテニス・ラケットでプレーする。2人もテニスの歴史に残る試合をした。でも、試合に勝った方が、チャンピオンだから、みんなそのラケットを欲しがるんだよ。

ジミー・ペイジやジェフ・ベックがギターを弾いているのを聴いて、僕も少しそう錯覚していたことがある。その人よりもギターだと思っていたんだろうね(笑)。“その楽器を手に入れたら、僕はあんな風に演奏できる”とね。いや、そんなことはない。でも、その願望は努力をすれば達成することはできるんだ。

例えば、フライングVを過去40年間に50人のワナビー(外見だけを真似て本質の伴わない人間)が弾いていたとしたら、フライングVは尊敬されるギターではなく、ワナビー・ギターになっていただろう。ギターの後ろにいる人がギターを作るんだ。

僕は自分が何を望んでいるのか分かっていたから、ギターで素晴らしいサウンドを作り出した。そして、ギターのある種の傾向を作り上げた。僕は最高の方法でギターを弾くことができた。それは非常に強力なアイコンを生み出した。ギターを黒と白に塗ったのは、黒か白か決められなかったから。だから、何も戦略なんてなかった。すべて自然にそうなったんだ」