Carole King With my The Immediate Family. Danny Kortchmar, Russell Kunkel, Leland Sklar - Photo by Elissa Kline Photography
伝説的なセッション・ミュージシャンで、現在は
イミディエイト・ファミリー(The Immediate Family)のメンバーとしても活躍する
ダニー・コーチマー(Danny Kortchmar)、
リーランド・スカラー(Leland Sklar)、
ラス・カンケル(Russ Kunkel)、
ワディ・ワクテル(Waddy Wachtel)にスポットを当てたドキュメンタリー映画『Immediate Family』。彼らの長年のコラボレーターの一人である
キャロル・キング(Carole King)が逸話を語る本編クリップ映像が公開されています。
このクリップ映像では、キャロル・キングと彼らが、アルバム『Sweet Baby James』のツアーで
ジェイムス・テイラー(James Taylor)のバックを務めていた時、テイラーが当時ピアノ奏者として参加していたキングに数曲を歌うように声をかけたことを回想しています。キングにとって初めてのライヴ・パフォーマンスで、彼女が最初の曲を歌うと観客はものすごい歓声をあげて大興奮したという。しかし、その後すぐに爆破予告があったため、全員直ちに会場から避難するようにとのアナウンスが流れました。
キングは「彼ら(イミディエイト・ファミリーの面々)が怖がっていたのかどうかは、私にはわからなかった。あの時、彼らが会場を出る前に、“ここに爆弾があるらしい”と言われたとき、私の口から飛び出した言葉が“私じゃないわよ”だったから」と振り返っています。
監督は、伝説のセッション・ミュージシャン集団レッキング・クルーにスポットを当てたドキュメンタリー映画『レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち』(2008年)を手掛けたデニー・テデスコ。
今回の映画『Immediate Family』はその続編的作品で、1970年代のシンガー・ソングライター時代のサウンドとヒット曲の創造に貢献した4人のセッション・ミュージシャンの象徴的な仕事を探求します。
この新しいドキュメンタリーには、キャロル・キング、ジェイムス・テイラー、リンダ・ロンシュタット、デヴィッド・クロスビー、ジャクソン・ブラウン、ライル・ラヴェット、キース・リチャーズ、ドン・ヘンリー、スティーヴィー・ニックス、フィル・コリンズらのインタビューも含まれています。
映画制作者たちは、このドキュメンタリーは「この4人のミュージシャンの才能が猛烈に求められていた、シンガーソングライターのブーム時代の裏側を明らかにする」と語っています。また、彼らの友情と芸術的パートナーシップにも注目しています。
以下は以前に公開された映像
予告編映像