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米ドラマ『X-ファイル』の謎の曲 25年の時を経てついに特定 フル・ヴァージョン公開

2023/12/12 15:23掲載(Last Update:2023/12/12 15:27)
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The X-Files
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米ドラマ『X-ファイル』で使われた曲の中には、これまで正体が分からない謎の曲がありました。25年の時を経て、ついに特定され、フル・ヴァージョンが公開されています。

この曲は、第6シーズンのエピソード「ドリームランド Part.2(Dreamland II)」(オリジナル放送日:1998年12月6日)のバーのシーンで、バックに流れていたカントリーソング。放送後、『X-ファイル』の熱心なファンたちがこの曲を探し出そうとしましたが、これまで特定することはできませんでした。

しかし先週、ワシントン・ポスト紙がこの探索についての特集記事を掲載し、それによって、さらに多くの人々が探索に加わり、そしてついに、音楽スーパーバイザーのジョナサン・リーヒーが真相を突き止めました。

リーヒーはSNSに「その曲はグレン・ジョーダンとダン・マーフィジが書いた“Staring At The Stars”だ」と投稿し、「この2人のソングライターはエピソード605で2つの追加トラック(ヴォーカル入り)を提供していた。 私の推測では、彼らは番組のためにこれらのレコーディングを特注したのだと思う」とも書いています。

マーフィジはこの騒ぎを知り、古いCDのバックアップからフル・ヴァージョンを見つけました。のエピソードが初めて放送されてからほぼ25年経った今、そのフル・ヴァージョンがYouTubeで公開されています。

マーフィジはDaily Dotの取材に対して、彼らがフリーランサーだった頃、彼とジョーダンは「当時一緒にかなりの数の曲を書き、『X-ファイル』を含む番組にライセンスしていた」という。「制作会社から電話がかかってきて、エイリアンでも人間でもいいんだけど、カントリー・ソングを早く作ってくれって言われたんだ。それで、数時間で“Staring at the Stars”を書いてレコーディングしたんだよ」と話しています。

■「ドリームランド Part.2」のバーのシーン


■フル・ヴァージョン