シェイン・マガウアン(Shane MacGowan)の葬儀が現地時間12月8日、アイルランド南部のティペラリー州ニーナーにある教会セント・メアリー・オブ・ザ・ロザリーで執り行われました。
葬儀では音楽パフォーマンスも複数行われました。
ザ・ポーグス(The Pogues)が存命メンバーで再結成し、「The Parting Glass」を演奏しています。バンドが一緒に演奏するのは2014年以来。ヴォーカルはティン・ホイッスル奏者のスパイダー・ステイシーで、他にジェム・ファイナー、テリー・ウッズ、ジェイムズ・ファーンリーが参加しています。「The Parting Glass」はアイルランドでもよく歌われるスコットランドの伝統的な曲で、友人同士の集まりの最後によく歌われるものです。
またシェインの友人である
ニック・ケイヴ(Nick Cave)が、アコーディオンとフィドルの奏者を含むフルバンドでザ・ポーグスの「A Rainy Night in Soho」をカヴァーしています。
葬儀での音楽パフォーマンスをオーガナイズした
グレン・ハンサード(Glen Hansard)は、リサ・オニールと共にザ・ポーグスの「Fairytale of New York」を演奏しました。シェインの家族はこの曲の演奏中に踊っています。
このほか、
イメルダ・メイ(Imelda May)は
ホットハウス・フラワーズ(Hothouse Flowers)の
リアム・オ・メンリィ(Liam Ó Maonlaí)と共にシェインのソロ・バラード「You're The One」を、マンディ(Mundy)とカミーユ・オサリバン( Camille O’Sullivan )はシェインとシネイド・オコナーのデュエット曲「Haunted」を歌っています。
葬儀には、ジョニー・デップやボブ・ゲルドフらも参加。U2のボノは参列できませんでしたが、ビデオで賛辞を送っています。
当日のパフォーマンス映像あり
■The Pogues "The Parting Glass"
■Nick Cave 'A Rainy Night in Soho'
■Glen Hansard and Lisa O’Neill ‘Fairytale of New York’