セパルトゥラ　フェアウェル・ツアー開催を発表

ブラジル出身のヘヴィメタル・バンド、セパルトゥラ（Sepultura）は、結成40周年を迎える2024年からフェアウェル・ツアーを開始すると発表。バンドの過去と現在を祝う最後のツアーは『Celebrating Life Through Death』と題され、2024年3月から1年半かけて行われ、世界中を巡る予定。このツアーはブラジルでの公演を皮切りに、ラテンアメリカとアメリカでの公演を予定しており、近日中に追加日程が発表される予定です。

セパルトゥラはプレスリリースでこう述べています。

「セパルトゥラは道の終わりに到達し、意識的かつ計画的な死によって旅立つことを選択した。今後1年半の間、俺たちは忠実なファンと共に、全世界を巡るお別れツアーで40年の歴史を祝う。それは、過去と現在を祝う最後の機会になるだろう」

「浮き沈みの激しい40年間を経て、80カ国を訪れ、数え切れないほどの異なる文化を経験してきた俺たちは、ブラジルのメッセンジャーとなり、俺たちの色とリズムを世界中に広めるチャンスを得た。俺たちのキャリアのハイライトである最近のスタジオ・アルバム『Quadra』で、俺たちは忘れられない章を加え、それに続く『SepulQuarta』の経験によって、パンデミックの困難な時期を共に乗り越えることができた。俺たちは、最後の力強い別れのために力を合わせるし、皆もその一員になることができる。

この40周年記念ツアーでは、40の異なる都市で40曲のライヴ・トラックをレコーディングし、俺たちのステージでの最高にエネルギッシュな瞬間を集めた大規模なコンピレーション・アルバムをリリースする予定だ。

過去40年間に目撃できたすべてのことに満足しており、とても感謝している。素晴らしいアルバムをリリースし、忘れられないライヴを行い、友情を育み、アイドルと出会い、ブラジリアン・メタルを世界地図に載せることに貢献してきた。だから、俺たちは義務を果たしたという気持ちで音楽シーンを去ることができる。

俺たちには常に、賞賛と批評で俺たちを支え、要求が高く、知的で、バンドとともに成長し、常に忠誠を誓ってくれる、世界最高のファンがいた。君たちなしでは、このようなことは不可能だっただろう。このアルバムとツアーは君たちのためのものだ。親愛なるファン＝SepulNation様、俺たちは君を愛しているし、これからもずっとそうだ！

安楽死、それは尊厳ある死を迎える権利。自由に生き、いつ死ぬかを選択できる権利だ！」