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ザ・ポーグスのシェイン・マガウアン 7年制作した最後のソロ・アルバムをリリースへ

2023/12/06 11:16掲載
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Shane MacGowan
Shane MacGowan
The Irish Sun紙によると、ザ・ポーグス(The Pogues)シェイン・マガウアン(Shane MacGowan)は生前、7年もの間、仲間たちと共にソロ・アルバムの制作に取り組んでいたという。ヴォーカルのレコーディングはすべて終了しており、ザ・ポーグス時代の仲間も参加しているというこの遺作アルバムは、まだ具体的な計画はないものの、いずれはリリースをしたいとコラボレーターは語っています。

同紙によると、シェーンはアイルランドのインディーズ兄弟バンド、クローニン(Cronin)と組んで15曲入りのアルバムをレコーディングしました。このアルバムには、ザ・ポーグス時代のバンドメイトであるスパイダー・ステイシーとジェム・ファイナーのゲスト・パフォーマンスも含まれています。

クローニンのフロントマン、ジョニー・クローニンは、シェーンは「最後まで素晴らしい歌声だった」と語り、シェーンの最後の仕事をジョニー・キャッシュが自身の最期にプロデューサーのリック・ルービンと組んだ作品になぞらえて語っています。

「シェーンは病気だったが、仕事を続けたがっていた。彼の家でヴォーカルを録音するために、ダブリンまで車を走らせたんだ。俺たちは友人を失ったことに打ちのめされている。俺たちの唯一の慰めは、シェーンがこのアルバムのためにすべてのヴォーカルを終えていたことだ」

ジョニーは、このアルバムの制作に一役買ったとはいえ、シェインのソロ・アルバムであることに変わりはないとも語っています。

「俺らがスタジオに入るときは、いつもシェーンが仕切っていて、何をどこで演奏するか指示していた。このアルバムについて説明するなら、ジョニー・キャッシュがキャリアの最後にプロデューサーのリック・ルービンとやったレコーディングのようなものだよ」

シェーンは晩年、車椅子の生活を送っていましたが、2020年にロックダウンがあっても、シェーンが最後のアルバムをレコーディングするのを止めることはなかったという。

「俺は彼のヴォーカルを録音したけど、シェーンは最後まで素晴らしい歌声を保っていた。彼はヴォーカル・テイク中に爆音で歌い、そのエネルギーでみんなを驚かせていた。スタジオの屋根が落ちそうだったよ。彼はアイデアにも溢れていた」

ジョニーはシェインの遺作となるアルバムには世界中からの関心が集まるだろうと考えていますが、しかし、どのレコード会社からリリースされるかはわからないという。

シェーンは生前のインタビューで、彼が取り組んでいた新曲のひとつが「Gino's Place」という曲だと明かしています。彼はそれが、ソウル界の伝説的存在であるサム・クックの典型的な作品に似ていると語っていました。

このアルバムのセッションでは、彼のオリジナル曲の他に、伝統的なバラード「Wild Mountain Thyme」の演奏や、アイルランドの詩人イェイツの「Down By The Sally Gardens」の音楽的朗読も含まれているという。

「シェーンは、いくつかのカヴァー・ヴァージョンをレコーディングするだけでなく、美しい曲も作ってくれた。俺たちはシェーンと7年かけてこのプロジェクトに取り組んできた。彼は、スパイダー・ステイシーやジェム・ファイナーー、ウォーターボーイズのフィドル奏者スティーヴ・ウィッカム、音楽デュオのフォスター&アレンといった人々を楽曲に参加させたんだ。シェーンはこのアルバムを出したがっていた。でも、今すぐに考えることではないんだよ」