キッス(KISS)はラスト・ツアーのファイナル・コンサートを終えて“新時代の幕開け”を宣言。キッスの公式サイトKissOnlineで行われたカウントダウンが終わり、永遠にロックし続けるメンバー4人のアバターを制作したことが明らかにされています。
新しいヴァーチャル・キッスの制作を任されたのは、ジョージ・ルーカスが設立した特殊効果&VFX制作会社インダストリアル・ライト&マジック。ABBAの人気ヴァーチャル・ショーを手がけたスウェーデンのPophouse Entertainment社もアバター版キッスに関わっています。
キッスは『A New Era Begins』と題されたショートフィルムを公開。この映像では、ジーン・シモンズとポール・スタンレーが今後の展開を示唆する中、アバターがどのように作られたかなど、制作の舞台裏についても紹介されています。
映像の中でスタンリーは「みんな言うんだ“やめたらどうするんだ?”ってね。バンドは決してやめないよ。バンドは俺らのものじゃない。ファンがバンドを所有している。世界がバンドを所有しているんだ」と言っています。
そして「未来はとてもエキサイティングだ」とシモンズは言い、「俺たちは永遠に生き続けることができるんだ!」とスタンレーは付け加えています。