英HMV　1号店があった場所に4年ぶりに戻る　ロンドンのオックスフォード・ストリート店が再オープン

HMVが1921年に最初の店を構えた英ロンドンのオックスフォード・ストリートに、HMVが4年ぶりに戻ってきました。11月24日にオックスフォード・ストリート店が再オープンしています。

2019年、事実上の経営破綻に陥った英国のHMVを、カナダでトイザらスを所有し、カナダの小売業者Sunrise Recordsも経営するダグ・パットマンが買収。その際、オックスフォード・ストリート店を含む店舗が閉鎖されました。英ガーディアン紙によると、HMV閉店後は、何年も空き店舗となっていたという。

パットマンによると、HMVは現在、英国内に100店舗以上を展開しており、今年の総売上高は増加し、CDの売上高は十数年ぶりに増加したという。パットマンはCDの人気が回復したのは、CDが比較的安価になったことと、「（アーティストが）リリースするものを何でも買おうとする傾向が強まったため」だとガーディアン紙に話しています。

プットマンはロイターのインタビューに「2015年に初めてロンドンに来たとき、私はこの店の前を通り、“誰がこの店を持っているのだろう、すごいな”とずっと思っていました。それから8年、私はこの店を所有しており、再びオープンすることになりました」と話しています。彼はオックスフォード・ストリート店がライヴ・イベントによって「再び通りを閉鎖するほどの人出」を集めることを期待しているとも話しています。

再オープンの日の映像が公開されています