U2の新アルバムはドラマーの
ラリー・マレン・ジュニア(Larry Mullen Jr.)の健康問題のために一時中断されているという。ラリーは首の手術から回復中で、U2の最新のラスベガス公演には参加していません。彼が今すぐパフォーマンスできないということは、新しい曲を作ることができないということだ、とメンバーが英MOJO誌のインタビューの中で語っています。
ボノ(Bono)は「新曲の制作に取りかかることは、ラリーの状況と多少関係があるんだ。(彼がアルバム・プロジェクトに取り組むことはできるか?)わからないよ」と語り、またU2に“精神的な力”をもたらしている彼がいない新曲はU2の曲とは思えないとも語っています。
ジ・エッジ(The Edge)は彼なしで演奏しなければならないことについて、「“タフ”の域を超えている。ラリー抜きで最後に演奏したのは70年代後半だった。バイクが彼の足の上に落ちて、演奏ができなくなったんだと思う、僕らはエリック(ブリッグス)というドラマーに代役を頼んだ。あまりいい気分じゃなかった。エリックはとてもイケメンだったので、ラリーは急いで戻ってきて、彼のドラムセットの後ろに飛び移ったんだ! もちろん、それだけじゃなくて、ラリーがもたらす精神的な力が必要なんだ」とコメントしています。
U2は『Songs of Ascent』というアコースティック・アルバムを当初予定していましたが、「ギター復活の一翼を担うギター・アルバム」を先にリリースすることを望んだため、そのアコースティック・アルバムは後回しになっています。