シカゴ・ソウルはどう世界を変えたのか──黒人文化運動と音楽ビジネスの変革史
人種隔離の時代に、シカゴのソウル・ミュージシャンが行った変革とは何だったのか? 音楽産業とブラック・パワー、そして公民権運動の結びつきを、膨大な当事者インタビューと資料から解き明かすノンフィクション本の日本語版『シカゴ・ソウルはどう世界を変えたのか──黒人文化運動と音楽ビジネスの変革史』が亜紀書房から12月25日発売
■『シカゴ・ソウルはどう世界を変えたのか──黒人文化運動と音楽ビジネスの変革史』
【著】アーロン・コーエン
【訳】夏目 大
価格:3,740円(税込) ※価格は予価です。
発売日:2023年12月25日
判型:四六判
製本:上製
頁数:468頁
ISBN:978-4-7505-1827-5
<内容紹介>
【 推薦!】ピーター・バラカン氏
デトロイトやメンフィスより語られないシカゴのソウル・ミュージックを支えたコミュニティが目に浮かびます。
共同体あってこその音楽シーン、そのことを痛感しました。
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音楽産業とブラック・パワー、そして公民権運動の結びつきを、
膨大な当事者インタビューと資料から解き明かす、決定的ノンフィクション!
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◆カーティス・メイフィールド
◆ジェリー・バトラー
◆ダニー・ハサウェイ
◆アース・ウィンド&ファイアー
◆ミニー・リパートン
◆チャカ・カーン
◆テリー・キャリアー……。
──ソウル界に燦然と輝く星々は、音楽とともに、世界を変革しようとした。
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〈 音楽の変革 × 社会の変革 〉
人種隔離の時代に、シカゴのソウル・ミュージシャンが行った変革とは何だったのか?
自主レーベルの設立、黒人経営企業の立ち上げ、地元コミュニティ、メディアとの協働、独自の流通網の開拓……。
シカゴ・ソウルの生成を中心に、ファンク、ハウス、Hip hopの時代まで駆け抜ける、唯一無二の音楽/社会のドキュメント!
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<著者紹介>
アーロン・コーエン(Aaron Cohen)
音楽ジャーナリスト、作家。「ダウン・ビート」誌の編集に携わったのち、現在はシティ・カレッジズ・オブ・シカゴで英語、ジャーナリズム、人文学などの教鞭をとる。著書にAretha Franklin’s “Amazing Grace”など多数。
夏目 大(なつめ・だい)
1966年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。翻訳家。訳書にゴドフリー゠スミス『タコの心身問題』(みすず書房)、グリック『タイムトラベル』(柏書房)、コステロ『エルヴィス・コステロ自伝』(亜紀書房)など多数。