NIRVANA | KURT COBAIN STAGE-PLAYED "SKYSTANG I" FENDER MUSTANG ELECTRIC GUITAR
カート・コバーン(Kurt Cobain)が
ニルヴァーナ(Nirvana)の最後のライヴで弾いていたエレキギターがオークションに出品され、1,587,500ドル(約2億3600万円)で落札されました。報道によると、落札者は日本人で、ミュージアムのような展示を行うカフェをオープンし、そこで一般公開することを計画しているという。
今回出品されたのは、ニルヴァーナの『In Utero』ツアー直前にコバーンのコレクションに加わった4本のフェンダー・ムスタングのうちの1本「Skystang I」。Skystang Iは1993年のソニック・ブルー・モデルで、『In Utero』時代にコバーンが最も頻繁に使用したモデルでした。このSkystang Iは、1994年3月1日にミュンヘンで行われたニルヴァーナの最後のライヴ・パフォーマンスまで使用されました。コバーンはそのわずか1ヵ月後の1994年4月8日、シアトルの自宅で亡くなりました。
コバーンの死後、ギターは最終的に異母弟のチャド・コバーンに渡りました。2007年からシアトルのMoPOPに貸し出され、2009年に展示されました。
今回のオークションでの落札予想価格は100万~200万ドル(約1億5千万円~約3億円)でした。
このギターは、ナッシュビルのハードロック・カフェで開催されたオークションで、電話で入札した、日本を拠点に活動する実業家のサトウ・ミツルによって落札されました。報道によると、ミュージアムのような展示を行うカフェをオープンする予定で、そこでSkystang Iや他の有名な楽器を展示し、一般の人々がそれら楽器に目に触れる機会を提供したいと考えています。彼は「次の世代に本当の意味でロックを伝えたい。このギターで、音楽を目指す次世代を応援したい」とコメントしています。
■オークション・ページ
https://www.julienslive.com/