Joe Camilleri and Pete Solley (photo from The Black Sorrows Facebook page)
モーターヘッド(Motörhead)のアルバム『1916』や
ロマンティックス(Romantics)のシングル「What I Like About You」をはじめ、テッド・ニュージェントやピーター・フランプトンなどの作品をプロデュースし、また
プロコル・ハルム(Procol Harum)や
ホワイトスネイク(Whitesnake)にも一時在籍・参加していた、イギリス出身のプロデューサー/ミュージシャンのピート・ソリー(Peter Solley)が死去。75歳でした。
ピーターが最後にアルバムをプロデュースしたバンドのひとつ、The Black SorrowsがSNSで訃報を伝えています。
ピート・ソリーはロンドンのトリニティ音楽大学に入学、卒業後はセッション・ミュージシャンとなる。1960年代後半にはローリング・ストーンズやクリームとアメリカ・ツアーを行なったシンガー、テリー・リードのバック・バンドも務め、1969年から1970年にかけては、アーサー・ブラウンのツアー・オルガン奏者を務めた。
いくつかのグループへの加入を断った後、1976年にソリーはプロコル・ハルムのメンバーとなり、オルガンとシンセサイザーを演奏した。プロコル・ハルム在籍中、アルバム『Something Magic』に参加。アルバム・リリース後のツアーにも参加するが、その後まもなく1977年にプロコル・ハルムは解散した。
1978年、彼は新しく結成されたホワイトスネイクのデビューEP『Snakebite』のレコーディングに参加。1978年7月までバンドと共にツアーを続けていた。その後、ホワイトスネイクからは離脱(バンドにはジョン・ロードが参加した)。
彼はザ・ジャムのアルバム『Setting Sons』で「Smithers-Jones」のストリングス・アレンジを担当。
ソリーの最も有名なプロデュースは、ロマンティックスの1980年のシングル「What I Like About You」。また、グラミー賞にノミネートされたモーターヘッドのアルバム『1916』をはじめ、テッド・ニュージェント、ピーター・フランプトン、マウンテンなどのアルバムをプロデュースした。