ナパーム・デスのシェーン・エンバリーの“ロック神”はロニー・ジェイムス・ディオ

ナパーム・デス（Napalm Death）のシェーン・エンバリー（Shane Embury）は、自身にとっての“ロック神”を一人選ぶ英BBC Radioの番組『The Rock Show With Johnnie Walker』の「Rock God」コーナーに出演しました。エンバリーはロニー・ジェイムス・ディオ（Ronnie James Dio）を選び、その理由について、次のように話しています。

「70年代後半にレインボーを聴いてロニー・ジェイムス・ディオと出会った。“Stargazer”でよくヘッドバンギング大会をしていたよ。素晴らしい声、素晴らしい歌詞。なんて言ったらいいんだろう。彼は、当時俺が思い描いていたヘヴィメタルのすべてだった。数年後、彼がバーミンガムでヘヴン・アンド・ヘルで歌ったときに会うことができ、数分間話をした。彼はナパーム・デスを聴いていること、ナパーム・デスを好きであることを話してくれた。そして彼は俺の肩に手を置いて“シェーン、決してあきらめるな、屈するな”と言ったんだ。それによって、彼は俺にとってさらに重要な存在になったんだよ。

それからビールを何杯か飲んだ。しばらく座って気を取り直したんだけど、目から涙が出てきた。俺は“ロニー・ジェイムス・ディオはなんていい人なんだろう”と思ったよ。そして翌日、ブラック・サバスの“Children Of The Sea”を聴いたとき、その曲は俺にとってますます大切なものになった。彼は俺にとってナンバーワンのロック・ゴッド、ロニー・ジェイムス・ディオなんだ」