エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)は、ある人物からギター・レッスンを受けたいので、
アリス・クーパー(Alice Cooper)に仲介役を頼んだという。クーパーが新しいインタビューの中で語っています。その人物はカントリー・ミュージックのレジェンドで、ギタリストとしても活躍した
グレン・キャンベル(Glen Campbell)でした。
キャンベルは、スタジオ・ミュージシャンとしても高い評価を受けており、のちのレッキング・クルーとなるスタジオ・ミュージシャン・グループにも参加して、多くのミュージシャンのレコーディングに参加しました。
クーパーはキャンベルとゴルフを通じて親交を深めました。2人は人生の一部をアリゾナで過ごしました。
クーパーは英BBC Radioの番組『The Rock Show With Johnnie Walker』の中で、表向きはクーパーとゴルフをするためにエディの訪問を受けたときのことを振り返っています。
「ある時、エディ・ヴァン・ヘイレンが電話してきて“アリゾナでゴルフをしたい”と言ってきた。俺は“OK、いいよ”と言った。エディは最初のゴルフが終わった後、“僕のプレーはどうだい?”と言ったので、俺は“エディ、君は素晴らしいギタリストだ”と言った(笑)。彼はその後も“僕のプレーはどうなんだい?”と言うので、俺は“エディ、君は偉大なソングライターだ”と言ったんだ。
そのあと、彼はこう言った。“僕がここに来た本当の理由を教えるよ。グレン・キャンベルのギター・レッスンを受けたいんだ”。
グレン・キャンベルはとても素晴らしいギタリストだったので、他のギタリストも彼の演奏を聴いて“すごいな、この人はすごい”と思っていたんだ。そうして、グレン・キャンベルはエディ・ヴァン・ヘイレンにギター・レッスンをすることになったんだよ......」