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ビル・エヴァンスがこよなく愛したラスト・トリオのメンバー本人による回想記の日本語版発売

2023/11/08 20:02掲載
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Times Remembered: The Final Years of the Bill Evans Trio [洋書]
Times Remembered: The Final Years of the Bill Evans Trio [洋書]
ビル・エヴァンス(Bill Evans)がこよなく愛したラスト・トリオのドラマー、ジョー・ラ・バーベラによる回想記『Times Remembered: The Final Years of the Bill Evans Trio』の日本語版『ビル・エヴァンス・トリオ 最後の二年間: TIMES REMEMBERED』が草思社から12月4日発売予定。
■『ビル・エヴァンス・トリオ 最後の二年間: TIMES REMEMBERED』
ジョー・ラ・バーベラ (著), チャールズ・レヴィン (著), 荒井 理子 (翻訳)

<内容>

ジャズピアノの世界に圧倒的な影響を与えた巨匠ビル・エヴァンス、そのラスト・トリオのドラマー、ジョー・ラ・バーベラが綴ったエヴァンスとの思い出、そして最期を迎えるまでの日々。エヴァンスの軌跡、音楽に対するエヴァンスの哲学と信念、トリオの主要なレコーディング・セッションの数々、ツアー中の舞台裏の秘話などが語られる。
このトリオの想像を超えて深く純粋な音楽が生み出される体験をジョーは全身で受け止めたが、彼はまたその夢の演奏が消え失せるところにも立ち会った――。
エヴァンスがこよなく愛したラスト・トリオのメンバー本人による感動的な回想記。

<著者について>

●ジョー・ラ・バーベラ(Joe La Barbera)
ジャズ・ドラマー。1948年生まれ。ニューヨーク州出身。バークリー音楽大学、米陸軍軍楽隊での兵役を経て、ジャズ・ミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせた。1979年1月~1980年9月、ビル・エヴァンスの逝去までビル・エヴァンス・トリオのドラマーを務めた。ウディ・ハーマン、チャック・マンジョーネ、ジョン・スコフィールド、ジム・ホール、ハンク・ジョーンズ、バド・シャンク、ゲイリー・バートン、マイケル&ランディ・ブレッカー、トゥーツ・シールマンスなどの世界的なジャズ・アーティストと共演。1993~2021年までカリフォルニア芸術大学で教鞭をとる。2019年にはロサンゼルス・ジャズ・ソサエティおよびロサンゼルス・カウンティ美術館より名誉あるジャズ・トレジャー・アワードを受賞。現在はカリフォルニア州在住。

●チャールズ・レヴィン(Charles Levin)
ライター。「Ventura County Star」「DownBeat」「Jazziz」各誌や、モントレー・ジャズ・フェスティバルのプログラムに寄稿。プロのドラマーとしては計30年間活動。途中、カリフォルニア芸術大学に戻りラ・バーベラに師事し、BFAとMFAを取得。ジャズ・グループCodaを率いたほか、ジョニ・ミッチェルのトリビュート・バンドDreamlandの共同リーダー兼マネジメント担当としてツアーを開催した。

●荒井 理子(あらい・あやこ)
お茶の水女子大学文教育学部外国語文学科(英文学専攻)卒業。主な訳書は『サクソフォン マニュアル日本語版』(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)、『ブルーノート・レコード 妥協なき表現の軌跡』(共訳、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)、『ゲッツ/ジルベルト 名盤の誕生』(シンコーミュージック・エンタテイメント)など。