Florida boy calls 911 for a hug from officer
米国の小さな少年が警察官にハグを求めて緊急電話。対応した警察官の映像が話題に。
フロリダ州ヒルズボロ郡の保安官オフィスは、緊急電話の911の通報を受けて、ある住宅に出動した警察官のボディカム映像をSNSで公開しました。
ビデオでは警察官が家のドアをノックすると、裏庭から「犬の散歩をしていた」という女性が現れます。警察官は「こんにちは、ここはあなたの家ですか?」と言い、彼女がそこに住んでいることを告げると、警察官は大丈夫かと尋ねます。彼女は大丈夫だと言い、警察官は彼女の住所から緊急通報があったことを告げます。
「息子と話をしてみるわ」と母親は警察官に言いながら、玄関のドアを開け、少年を呼びます。母親によると、少年は緊急電話のみをかけることができる携帯電話を持っているという。母親は「この子は正直言って、911が何なのかも知らないんです」 と言っています。
少年が現れると「この人を呼んだの?警察を呼んだの?」と母親は警察官を指差しながら尋ねます。少年は「ええとね、ハグしてあげたかったんだ」と答えます。
母親が子供の携帯電話をチェックすると、少年は家を飛び出して警察官に抱きつき、警察官も彼を抱きしめ返しました。新しい友だちができたかもしれないと喜んだその子は、「あなたの電話番号を知っているよ。9-1-1だよね」と話しています。
警察官は「でも、それが何のためにあるか知ってるかい? 君が困っていて助けが必要なときや、君の周りにいる知り合いが困っていて助けが必要なときなんだよ。とても重要なことなんだ。その番号に電話するときは気をつけてね?」と言い、続いて、母親が助けを必要としている場合や、誰かがやってはいけないことをしている場合など例を挙げて説明しています。
母親に謝るように言われた後、少年と警察官は拳をぶつける挨拶をして別れています。