ドリー・パートンの新作に収録されるスティーヴィー・ニックスとの共演曲　もともとはニックスがフリートウッド・マックのために書いた曲だった

ドリー・パートン（Dolly Parton）が11月17日にリリースするロック・アルバム『Rockstar』には、フリートウッド・マック（Fleetwood Mac）のスティーヴィー・ニックス（Stevie Nicks）との新しいデュエット曲「What Has Rock and Roll Ever Done for You」も収録されています。パートンによると、この曲はもともと、ニックスがフリートウッド・マックのために書いた曲だったそうです。

パートンはハリウッド・リポーター誌のインタビューの中で、スティーヴィー・ニックスとのレコーディングを振り返る中で、こう話しています。

「彼女は4日間もナッシュビルに滞在してくれた。彼女とスタジオに入れたのは最高だった。たくさん話をしたわよ。ビジネスについて話す機会もあったし、個人的な話や、ここでは言えないようなことも話した。

彼女がフリートウッド・マックに入る前の話もしたし、自分たちの経歴についても話した。彼女は私たちの曲“What Has Rock and Roll Ever Done to Me”について“この曲は、私らがまだ音楽に熱中していた頃に書いた曲なのよ”と言っていた。彼女は“私は大好きな曲なんだけど、レコーディングするほど良い曲だとは思ってもらえなかった。古いデモがあるんだけど、これにしてもいい？　この曲は、不倫関係にあったロックンロール関係者のことを書いたものなの”と言っていた。2人の関係が楽しくて書いたそうよ。私が“ロックンロールはあなたに何をしてくれたの？二人とも有名でお金持ちだったでしょ”と言うと、彼女は“そうね、すべてよ”と言い、“この曲が大好きなの。私の人生のその時とその人を記念して、この曲を作りたいの”と言っていた」

パートンは、ニックスが「What Has Rock and Roll Ever Done for You」を書くきっかけとなった特定の人物については明らかにしていません。