ギター仙人ウリ・ジョン・ロートは、米ローリング・ストーン誌が先日発表した
「史上最も偉大なギタリスト TOP250」に名前がありませんでした。新しいインタビューの中で、リストに名前がないことを指摘されたウリですが、彼は気にしていないようで、「本気にしてはいけない。ただのジョークだよ」と述べています。
ポッドキャスト『Academy of Tone』に出演したウリはこの述べています。
「こういうことではあまり動揺はしない。ローリング・ストーン誌はカルト雑誌なんだ。ローリング・ストーンを読むのは、音楽について教養を深めたいからじゃない。この人たちは本当に...ギター演奏について知らない。彼らは流行の人を選んでいるんだ。ニルヴァーナとかが入っていて、ジャンゴ・ラインハルトは入ってないだろうね(※実際にはジャンゴは70位に、カート・コバーンは88位にランクイン)。本気にしてはいけない。ただのジョークだよ」
ウリは米ローリング・ストーン誌を嫌っているわけではないようで、こう続けています。
「素晴らしい雑誌であることは間違いない。反革命の全盛期、サンフランシスコでボブ・ディランやジョーン・バエズが活躍していた時代も素晴らしい雑誌だった。
でも、ギター演奏について学ぶためにローリング・ストーン誌を読むことはないだろう? 深刻に考えはいけない。こういったものはすべてお金に左右されている。彼らは最も売れると思うものを投影するんだ」