エアロスミス(Aerosmith)はもう新しいスタジオ・アルバム作らないのか?
ジョー・ペリー(Joe Perry)は米Guitar Worldのインタビューの中で話しています。また、多くの浮き沈みがあったにもかかわらず、
スティーヴン・タイラー(Steven Tyler)とはうまくやっているが、その秘訣は何か?とも尋ねられています。
Q:2012年の『Music from Another Dimension』から11年が経ちました。あなたはソロやハリウッド・ヴァンパイアーズでは今でもとてもクリエイティブですが、エアロスミスの方ではそうではありません。それはなぜですか?
「『Music from Another Dimension』を作った時でさ、次のアルバムを作れるかどうか確信が持てなかった。みんないろいろなことをやっていたし、実際、あのアルバムでは、新しい曲も書いたけど、その多くは20年も前からあったものだったしね。
例えば、90年代初頭に書いた“Something”という曲がある。スティーヴンにドラムを叩いてほしかったからつけたんだ。スティーヴンがどんなドラマーか聴きたい人は、ぜひ聴いてみてほしい(笑)。俺たちはそのアルバムを作って、それを世に出して、スティーヴンはテレビ番組『アメリカン・アイドル』に出演することになった。
俺はソロアルバムに取り組んでいる最中で、ツアーもあまりしていなかった。俺たち別々のことをしていたから、ここ数年、みんなを集めて何かをするのは大変だったんだ」
Q:次のアルバムを作る予定はありますか?
「どうだろう...みんなを集めてやるのは本当に難しいんだ。次のアルバムを絶対に作らないとは言わないけど、いろいろなことが起きているし、出てくるべきものがたくさん保管されているから、それに集中しているんだ。本当にわからない......次にやるものが終わってから、どうなるか見てみないと。
お別れ公演もあるし、それに集中している。でも、何がきっかけになるかわからない。いいメンタル状態でなければならないことは分かっている。俺が書けてもスティーヴンが書けないこともあったし、スティーヴンが書けても俺が書けないこともあったからね」
Q:多くの浮き沈みがあったにもかかわらず、あなたとスティーヴンはうまくやってきました。50年以上も一緒にいて、あなたたちの秘訣は何ですか?
「70年代から80年代にかけて、俺たちについては多くのことが公表されてきたけど、実際のところ、俺たちはいつもお互いのことを尊重してきた。もう“俺のやり方が嫌なら出ていけ”みたいなことはないし、議論もない。俺らのアイデアをテーブルに並べて、5人で決めることができるんだ。
スティーヴンと俺は、腹を割って話し合える。問題があれば解決する。俺が彼を説得し、彼が俺を説得する。お互いの考えを変えることができる。それはとても大きなことで、それが俺らがまだ友達でいられる理由だし、一緒にいられる理由なんだ。正直なところ、俺たちは、おそらくでなく間違いなく、以前よりいい友人になっている。嘘じゃないよ」