ヴァン・ヘイレン最後のスタジオアルバムが全ストリーミング・サービスで未配信なのはなぜか？　エディの息子「デイヴが同作を好きじゃないから」

ヴァン・ヘイレン（Van Halen）が2012年にリリースした最後のスタジオ・アルバム『A Different Kind of Truth』は現在、全てのストリーミング・サービスで聴くことができません。なぜか？　エディ・ヴァン・ヘイレン（Eddie Van Halen）の息子ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン（Wolfgang Van Halen）は、SiriusXMのラジオ番組『Trunk Nation With Eddie Trunk』の最近のインタビューの中で、このアルバムが配信されていない理由と詳細を明らかにしています。

「ストリーミング・サービスで配信する契約が切れたんだ。再び配信ができるように努力してきたんだけど、関係者の中にはそのアルバムを気に入っていない人がいるから、それをすることを簡単にしてくれないんだよ」

司会者から「妨げている人はアルバムに関わっていたのか」と尋ねられるとウルフギャングは「そうだね」と答えます。司会者は「その人は、一般的に3つのイニシャルで知られている人？」と、デイヴィッド・リー・ロス（David Lee Roth）を示唆する質問をすると、ウルフギャングは一瞬ためらってから、こう答えています。

「たぶんね。つまり、そうだね、そういう風にまとめてもいいよ。みんなに作り話だと思われるから言いたくないんだけど、僕はあのアルバムをそこに戻したいんだけど、彼はあのアルバムが好きじゃないみたいで、アルバムをあそこに戻すために僕らと協力してくれないんだ。好きな人はフィジカル・ヴァージョンを持っていてほしい（笑）」