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マーティン・スコセッシはロビー・ロバートソンにパンクを聴いて怒られたことがある

2023/10/27 21:16掲載
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Robbie Robertson & Martin Scorsese - Photo by Matt Mahurin
Robbie Robertson & Martin Scorsese - Photo by Matt Mahurin
ロビー・ロバートソン(Robbie Robertson)マーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)監督の公私にわたる関係はよく知られていますが、スコセッシはかつて、ロバートソンにパンクを聴いて怒られたことがあったという。Apple Music 1の番組(ホスト:ゼイン・ロウ)の新しいインタビューの中で話しています。

「私がパンク・ムーブメントを好きだった頃、彼は私に腹を立てた。当時、マルホランド・ドライブ沿いの小さな家に一緒に住んでいたんだが、彼は時々やってきては“音を小さくしてくれ、小さくしてくれ”って言うんだよ。“うるさすぎる”って。私は“いや、でもクラッシュだから”と言ったんだ。

彼は“しらないよ”と言った。彼は“どうでもいい。彼らには音楽性がない。ギターは弾けない。ドラムも叩けない”と続けた。私は“構わないよ”と言ったよ」

また、こんなエピソードも話しています。

「私とジェイ・コックスが古いタワーレコードに入ったときだった。コックスは映画評論家だったが、タイム誌でロック評論を書き始めていた。

周りを見渡すとイギリスのパンク音楽ばかりだった。彼は“こいつを連れて来い、ザ・ジャム。こいつも連れて来い、ザ・クラッシュ。絶対にそうするべきだ”と言っていた。そのあと、エルヴィス・コステロ(のアルバム)を彼は見た。彼は“その名前からして、いいやつだろう”と言っていたよ。

彼は別にクラッシュを嫌っているわけではなかった。ただ、耳が痛かっただけなんだ」