HOME > ニュース >

ポール・マッカートニーの絵本『あの雲のむこうに』の長編アニメ映画 続報到着、ポールは声優でも参加しオリジナル曲6曲を提供

2023/10/27 11:22掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
ポール マッカートニー、フィリップ アーダー、ジェフ ダンバー / あの雲のむこうに
ポール マッカートニー、フィリップ アーダー、ジェフ ダンバー / あの雲のむこうに
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)が手掛けた絵本『High in the Clouds(邦題:あの雲のむこうに)』の長編アニメーション映画について続報が到着。Varietyは、監督、脚本家、作曲家などが決まったと報道。またポールがメインキャラクターの1人の声を担当し、6曲のオリジナル曲を提供しているとも報じています。この映画の製作は2024年第1四半期に開始され、2026年第1四半期の完成を予定しています。

2005年に出版された『High in the Clouds』は、ポールが人気アニメーターのジェフ・ダンバー、児童文学作家のフィリップ・アーダーと共同で執筆した児童向け冒険物語です。長編アニメーション映画については2019年にも報じられていました。

ポールが手を組んだのはフランスの大手映画制作会社ゴーモン(Gaumont)。予算2800万ユーロ(約44億円)。

監督は、『天才ネコモーリスとその仲間たち』のアニメ版『The Amazing Maurice』を手がけたトビー・ゲンケル。音楽は『リメンバー・ミー』『インサイド・ヘッド』のマイケル・ジアッチーノ。脚本はジョン・クロッカー、プロダクション・デザイナーにはパトリック・ハネンバーガーが担当する予定です。

ポール以外にも2人の大物音楽スターに出演交渉中だという。

『High in the Clouds』は、あらすじによると

「これはグレッチヴィルに住む10代の強気なリス“ウィラル”の物語。歌姫グレッチによって音楽が禁止された街グレッチヴィルに住んでいるウィラルは、この街でただ一人、歌手になりたいと願っていた。グレッチを倒し、街に音楽を取り戻すことを決意したウィラルは、ハルモニアと呼ばれる秘密の場所で、雲の上に隠れている伝説のミュージシャンたちのアンダーグラウンド・バンドと力を合わせるのだった…」