メタリカ(Metallica)のベーシスト、
ロバート・トゥルージロ(ロバート・トゥルヒーヨ/Robert Trujillo)は50年以上前、チャールズ・マンソンのカルト教団と警察の銃撃戦に巻き込まれ、彼と彼の家族は身を守るため、シャワー室の中に隠れなければならなかったという。ザ・オフスプリングのポッドキャスト『Time To Relax』のインタビューの中で明かしています。
教団とロサンゼルス市警との間で銃撃戦が起こったのは、1971年8月21日のことでした。ロバートは当時6歳でした。
「チャーリー・マンソンが逮捕されたばかりだった。
俺はカリフォルニア州ホーソーンにある、おばあちゃんの家に泊まっていた。ホーソーン大通りの角を曲がったところで軍の余剰物資を売っていたアーミー・サープラス・ショップに強盗が入った。
マンソン・ファミリーは、こんな壮大な計画を持っていた。ネットで調べればわかるよ。銃販売店を襲い、弾薬も何もかも手に入れて、LAX(ロサンゼルス国際空港)に行き、747便をハイジャックしてチャーリーを自分たちのところに送るよう要求し、その飛行機でどこかへ行くという計画だった。
彼らはそう考えていたが、明らかに、この計画はうまくいかなかった。警官が現れた。銃撃戦だ。銃声が聞こえてきた。突然、ゲットー・バード(警察のヘリコプター)がやってきて、飛び回っている。彼らはインカムみたいなものを使って話していた。彼らは、どんなことがあっても、あそこまで行くつもりだ。“みんな、避難しろ”とか言われた。それで父はすべての電気を消した。俺たちはシャワー室の中に隠れていた。本当に奇妙で恐ろしかった」
チャールズ・マンソンの信者4人は30人の警察官と銃撃戦を繰り広げた罪で最終的に有罪となりました。