サーストン・ムーア(Thurston Moore)によると、
ソニック・ユース(Sonic Youth)の再結成は「常に検討されているもの」だという。自身の回顧録『Sonic Life』の出版にあわせて行われたニューヨーク・タイムズ紙の新しいインタビューの中でムーアはソニック・ユース再結成の可能性について尋ねられました。
「(ファンの)みんな、また一緒になることを望んでいる。現時点では少し扱いにくいと思うので、実現するとは思っていない」
彼は、再結成は「本当に典型的で、期待されていること」であるものの、「それはバンドの本質に反している。僕はむしろビートルズのように、再結成しない方がいいと思っている」とも話しています。しかし、彼はバンドを再結成することは「本当に価値のあること」であり、「常に検討されているもの」だと付け加えています。
元妻の
キム・ゴードン(Kim Gordon)と再び同じバンドで演奏できるかどうかについては、次のように語っています。
「僕らは大人だ。こういう状況でも平穏を見つけることができる。僕たちは娘や姪たちと家族ぐるみでつながっている。嫌われ者とかじゃなくて..誰も若くはないんだ。80歳のソニック・ユースを知っているかい?」
ムーアの回顧録は海外で10月24日に発売されます。先週、彼はアメリカでのブックツアーをキャンセルすることを発表しましたが、タイムズ紙のインタビューで、ムーアは心房細動を患っており、医者から飛行機に乗れないと言われたと語っています。「今年になって、それが少し気になるようになった」「時々、近所をほとんど歩けないほど弱っている自分に気づいたこともあった」という 。しかし、 「予後は非常に良好である」 とも付け加えています。