Mike McCready - Photo by Bennett/Getty Images
ヴァン・ヘイレン(Van Halen)「Eruption」を演奏したくても耳コピできるわけなく「絶対にできない、手の届かないものだとずっと思っていた」という、
パール・ジャム(Pearl Jam)の
マイク・マクレディ(Mike McCready)。彼は2022年のライヴでこの曲をカヴァーしました。どうやって覚えたのか? YouTubeのおかげでようやく「Eruption」を覚えることができたと米Guitar World誌のインタビューの中で話しています。
「僕にとってエディ・ヴァン・ヘイレンは大きな存在だった。僕は12歳のときに(ギターの)演奏を始めたんだけど、ちょうど彼の最初のアルバムが出たときだった。今まで聴いたことのないものだった。
(ジミ)ヘンドリックスを聴いて、彼はいつも僕のヒーローだったし、今でもヒーローだけど、エディは、宇宙とかから来たようなギターヒーローの別ヴァージョンだった。“これは何? Eruptionはどうやってるの?”だったよ。
(当時)“Smoke on the Water”を弾き始めたばかりだった。僕はまだ若くて、12歳でバンドを始めたばかりだった。だからエディが出てきたときは、みんなの度肝を抜いたよ。“Eruption”なんて絶対にできない、手の届かないものだとずっと思っていた。
YouTubeには感謝しているんだ。音のひとつひとつを見つけてくれた人たちがいるから、僕はそれを見つける必要はなかったんだ。僕はただ、“よし、やるぞ”と自分自身を奮い立たせた。これは、自分が実際にできるかどうかを確かめるための自分への試練なんだとね。
(納得が出来る演奏まで)もうすぐなんだ。まだ悩んでいる部分もあるけどね。本当の意味でこれを理解することはできないけど、でも、やってみたい傑作だから、精一杯やりたいんだ。
彼のことは大好きだよ。昔、デイヴィッド・リー・ロス時代に彼のライヴを4回見たんだけど、彼のライヴは現実とは思えないものだったよ」
マイク・マクレディによる「Eruption」