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ジョー・ペリー、自分のことをリード・ギタリスト ブラッド・ウィットフォードをリズム・ギタリストと呼ぶのはやめるべきだと語る

2023/10/17 12:52掲載
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Joe Perry & Brad Whitford (Image credit: Kevin Mazur / Getty Images)
Joe Perry & Brad Whitford (Image credit: Kevin Mazur / Getty Images)
ジョー・ペリー(Joe Perry)は、自分のことをエアロスミス(Aerosmith)の“リード・ギタリスト”、ブラッド・ウィットフォード(Brad Whitford)を“リズム・ギタリスト”と呼ぶのはやめるべきだと語り、「俺たちは2人ともギタリストなんだ。俺らの楽曲の最高のソロのいくつかは、ブラッドがやったものなんだよ」と、米Guitar World誌の新しいインタビューの中で話しています。

ペリーは、人々がなぜ自分をエアロスミスのリード・ギタリストと表現するのか理解できないと語っています。ペリーはインタビューの中で、エアロスミスについて語るとき、ウィットフォードのリードの才能が見落とされがちであること、そして彼らの6弦のダイナミズムは、リズムとリードをストレートに分けるのではなく、むしろ交互に演奏することにあると指摘しています。

「ブラッドが最初のパートを担当し、俺が2番目、彼が3番目、俺が4番目というように、俺たちはいつも行ったり来たりしているんだ。

例えば“Love in an Elevator”では基本的にそうしていた。ブレイクダウンでは俺が演奏している。みんながブラッドのことを下に見ていて、俺のことをリード・ギタリストとしか呼ばないのは、いつも腹が立つんだ。

俺たちは2人ともギタリストなんだ。ブラッドは素晴らしいソロイストだ。俺らの楽曲の中で最高のソロのいくつかは、ブラッドがやったものなんだよ」

「Love in an Elevator」のオープニング・ソロの他にも、「Dude (Looks Like a Lady)」のセカンド・ソロ、「Back in the Saddle」のリード、「Last Child」「Round and Round」「Kings and Queens」「Milk Cow Blues」のファースト・ソロなど、注目すべきウィットフォードの貢献は多数あります。ペリーは、ウィットフォードがバークリーに進学し、多くの点ではるかに音楽的に熟達したプレイヤーであることを指摘しています。

またペリーは、50年も一緒に演奏しているにもかかわらず、誰が何を演奏するかについて話し合ったことは一度もないそうで、「どっちがストラトを弾くか、どっちがギブソンを弾くかということの方が重要だった」と話しています。「2つの異なるギターの音を入れたかったんだ。俺の中では、ジミー(ペイジ)とジェフ(ベック)が一緒にいた時のヤードバーズのような存在になりたかったんだ。それこそがエアロスミスに求めていたものだったんだ」