ホワイトスネイク(Whitesnake)の
デイヴィッド・カヴァデール(David Coverdale)は、ポッドキャスト『Totally 80s』の最新エピソードの中で、今後について話しています。ホワイトスネイクは最後のツアーからの作品をリリース予定で、また最後のスタジオ・アルバムも計画しているとのこと。スタジオ作には
エイドリアン・ヴァンデンバーグ(Adrian Vandenberg)、
ダグ・アルドリッチ(Doug Aldrich)、
マイケル・デヴィン(Michael Devin)などの元メンバーも招きたいと話しています。
音楽活動から引退するのかと尋ねられたカヴァデールはこう話しています。
「NO、音楽から引退することはできない。音楽は僕にとって酸素なんだ。
少なくとも3年から5年の計画がある。(ディープ)パープルを祝うためのプロジェクト(『The Purple Album: Special Gold Edition』/発売済)が終わり次第、最後の(ホワイトスネイクの)ツアーからのフェアウェルDVDとアルバムの制作に取り掛かるつもりだ。バンドは素晴らしかった」「会場も観客もすべてが感動的だった。だから、実際のライヴに行けなかった人たちのために、レコーディングやビデオにその様子を収めたいんだ。非常に決定的なものになるだろうね。昨年のイギリス・ツアーでは、大規模なプロダクションを使った。最初から最後までホワイトスネイクのものを選ぶよ。かなりクールなんだ」
カヴァデールはさらに、ホワイトスネイクが新曲に取り組む暫定的な計画もあると続けています。
「もうすぐ僕のバンドと、ホワイトスネイクの最後のスタジオ・アルバムのアイデアについて話し合う予定なんだけど、より完成度の高いものにするために何人かの元メンバーにも参加してもらうつもりなんだ。エイドリアン(ヴァンデンバーグ)とか、ダグ・アルドリッチとか、彼らが来てくれるかどうか確認したい」「マイケル・デヴィンもね。みんな俺が敬愛する人たちだ。できたらいいよね。今の章との別れというより、これまで関わってきた多くの人たちとの別れだと思う。面白いことになるかもしれない。
(ホワイトスネイクのギタリストの)ジョエル・ホークストラがもうすぐ来るから、彼がどんな音楽を持っているか見てみるよ。彼らには本当に刺激を受けている。自分ひとりでやろうとは思っていない。バンドの共同作業なんだ。俺は全体像を見ている。彼らのためにベストを尽くしたいんだ」